少し太めが健康？
BMIと肥満度
BMI肥満度指数では、18.5〜24.9が標準とされます。
25.0〜29.9は肥満。
理想は22。
これ、具体的には以下の身長と体重です。
身長170cmで体重63.6kg。
身長160cmで体重55.0kg。
印象はいかがですか？
新説、現る
太っていると生活習慣病にかかるから短命。
痩せているほうがいい。
これに対して、“肥満”のほうが健康的であるという調査結果が発表されています。
確か、特に男性でその傾向が強いということでした。
ＢＭＩというのは、ご存知のように、体重(kg)÷身長(m)の2乗です。
これなら、昔からかなりの地域で測定可能だったはずです。
手軽に測定可能で、データもたくさんある。
だから使われているの過ぎないのだと思います。
隠れ肥満も筋肉質も、ついでに男女も人種も、なにもかもいっしょくたのデータ。
個人的には、何か普遍的なものが出てくるのか、疑問です。
あまり“標準体重”とやらに振り回されないほうがいいのではないかと思っています。
健康と体重
問題は、余分な体脂肪。特に内臓脂肪。
これは間違いないようです。
ただ、これが家庭で手軽に測れるようになったのはつい最近の話。
しかも先進国、特に日本以外では現在でもどれだけ測定可能か、疑問です。
ですが、こちらを重視すべきでしょう。
データが少ないから無視されがちですが。
なお、健康＝免疫量が強い、という要素は十分に考えられます。
免疫力と体重についても、少し考えていきたいと思います。
